interview

プロジェクト発起人

大浩研熱株式会社
代表取締役 林大輔

Q1.どんな事業をされている会社ですか?

水切り・乾燥・加熱などの作業をいかに早く、正確に、効率良く行なうかを長年追求しています。 昭和53年創業以来、空気の流れの強さや波動、噴射、吸引する角度、熱伝達のメカニズムを応用してエネルギーを集中させるエアーノズルを新規に開発したり、製造しています。
これまでも、そしてこれからも各業界の生産ラインの能率化や、技術的課題の解決にお応えする為に確かな技術を追求して行きます。

Q2.御社独自の技術は「まちだシルクメロン」栽培にどのように活用されていますか?

当社の得意分野である空気や水の流れを操る技術を応用し、均等に広がる水流にゆらぎや渦を加えれば「植物にとってもっと心地のよい理想的な環境がつくれる筈だ」というのが発想の始まりでした。 その後は、流体計算、数値解析など試行錯誤を繰り返し、多くの方々の協力をいただきながら試験栽培を続け、急速で活力旺盛な成長の確認と、高糖度のメロンを多収穫できることが証明できました。

Q3.難しいと言われているメロン栽培にあえてチャレンジした理由は?

水耕栽培がメロン以外の果菜類や葉菜類に適していることは、ご存知の方も多いと思いますが、「町田式新農法」では栽培の高速化のみならず、栽培リスクの軽減を重要なテーマとしています。 従来100%液肥を循環させる水耕栽培では、根に発生した病気が広がりやすい、というリスクがありました。
そのリスクから、特にメロンの水耕栽培は、過去に成功事例が殆ど無いのですが、それに挑戦する事で新農法の効果をはっきりと証明できると考えたのです。

Q4.「町田式新農法」が従来の土耕栽培、水彩栽培より優れている点は?

日本の農業技術はレベルが高く、私達の技術も多くの先駆者の方々が築いた基盤の上に、あと何が付け加えられるのか、考えるところから始まっています。 ですから優劣を語ることは相応しくないと言えるでしょう。
土耕栽培により進化してきた栽培の基本技術に、効率が良い水耕栽培の利点を加えることによって、より早く大きく、多くの収穫が可能となるのです。
土耕栽培で問題であった連作障害がないのも大きな特長です。
管理もしやすい水耕栽培ですが、設備が高価であること、根が病気になった時に伝染が早い、などいくつかの問題もありました。
「町田式新農法」はこれらの問題点を解決するために様々な分野の方々が結集し、より安価で信頼のできる栽培設備を供給することを目的としてきました。

Q5.町田式新農法の今後の可能性について

1本の苗から1年で、メロン⇒年3回の栽培で180個/年、トマトなら15000個/年、ミニトマト35000個/年、このように果菜類の栽培では、大量の実を収穫することが可能です。 様々な問題により土壌が使えなくなっている場合でも、この栽培槽を用いれば質の良い作物を栽培する事ができます。 ビルの屋上や空き部屋なども活用できるかもしれません。 従来のやり方に愛着のある農業者の方にもこのシステムや栽培槽を新しいタイプの「鉢」だと考えていただき、有効にご活用いただければ嬉しく思います。

大浩研熱 株式会社 Daico Thermotec Co.,Ltd.
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